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セールスライティングはPPCの法則から始めろ!!

PPCの法則 SEOライティング

セールスライティングで、PPCの法則を知っていますか? PPC広告(Pay Per Click、クリック課金型広告)のことではありません。

PPCの法則 は、セールスライティングの型の中でももっとも基本的なものです。

セールスライティングでは、AIDMAやPASONAの法則などが有名ですが、使える場面が限られているため、どれか一つの型をマスターしても不十分です。いろいろなパターンに応用できるようになるには、複数の型を勉強する必要があります。

しかし、PPCの法則はセールスライティングの本質的なもの。最低でも、これだけ知っておけば何とかなります。とにかくシンプルで融通がきくため、知っておくといろいろな場面で利用できます。

それでは早速、学びましょう!

セールスライティングの「PPCの法則」とは?

PPCはカンの良いあなただったら、何かの頭文字だと分かると思います。

では、何の頭文字でしょうか?

  • P:Promise=約束
  • P:Proof=証拠・証明
  • C:Call To Action=行動の呼びかけ

お客様から信頼を得るための法則で、お客様に商品を購入するアクションを起こしてもらうための法則です。

一つひとつ深掘りしていきます。

Promise=約束

最初にお客様や見込み客に、提供するサービスで得られるベネフィットやメリットを約束します。

お客様にどんなお得があるのかを示すことで、興味を持ってもらいます。

たとえば、「このダイエット商品を使うと、痩せてキレイになります」や「この教材を使えば、英会話スクールに行くより4分の1の時間で、ビジネス英語がマスターできます」などです。

P:Proof=証拠・証明

証拠

Proofでは、「Promise=約束」に対する証拠を示します。もしいきなり、「簡単にダイエットできます」とあまり親しくなる人に言われても、信用しませんよね。
「簡単に痩せれるなら、こんなに苦労しませんよ」と反論したくなるかもしれません。

だから証拠を示したり、証明できる資料を提示したりします。購入者の口コミでも良いですし、専門家の記事や資料を引用するのもOKです。

「Proof=証拠・証明」は、セールスライティングが成功するかどうかを左右します。説得力のある証拠を提示できれば、お客様は、信用して「この商品を購入しても良いかな」と気になります。

なお、証拠を示すときは、以下の構成で書くと上手くいくでしょう。
理由→具体的(口コミや資料)

C:Call To Action=行動の呼びかけ

最後にお客様にアクションを促します。対面営業でいうところのクロージングです。

お客様は、「このサービスを使いたい」「この商品を購入したい」と思っても、よっぼど欲しいという欲求が強くない限り行動してくれません。
だから背中を押してあげるのです。行動するにはパワーが必要なので、手助けしてあげるイメージです。

たとえば、「購入ボタンを押してください」「以下の電話で受け付けています」などライティングで誘導します。

ところで、行動の呼びかけをまったくしないライターさんがいます。「押し売りはしたくない」「本当に欲しければ、何も書かなくても注文してくれるはずだ」という理由からです。

彼は、お客様の心理を知らな過ぎています。もうちょっとプッシュしてくれたら、購入したのにというお客様が意外に多いことを知らないのです。

もし好きな女の子がいて、何度かデートをして誰が見ても相思相愛の関係になったとしましょう。でも、「付き合おう」「結婚しよう」という言葉が無ければ、折角高ぶった気持ちはしぼんでしまいます。

必ず「Call To Action=行動の呼びかけ」を行ってください。

セールスライティングの「PPCの法則」を他の型と比較して、深く理解しよう

PPCの法則と他の型を比較

セールスライティングのPPCの法則は、他の型と比較することでより理解できるようになります。

PPCの法則を根本から理解すると、いろいろなセールスライティングに応用できるようになって表現の幅が広がります。

各型や法則と意味をまとめると、以下のようになります。

意味
PPCの法則Promise=約束、Proof=証拠・証明、Call To Action=行動の呼びかけ
AIDAの法則Attention/Awareness=注意/自覚、Interest=関心、Desire=欲求、Action=行動
PASONAの法則Problem=問題 Agitation=扇動、Solution=解決策、 Narrow down=絞り込み、Action=行動
QUESTフォーミュラ Qualify=適任・資格、Understand=理解・共感、Educate=教育、Stimulate=刺激、Transition=変化

AIDMAやAISAS、AIDCASなどがあるが、AIDAの法則から派生したものなので、敢えて説明しません。

AIDCASについては以下の記事を参照してください。

いろいろな型がありますが、AIDAの法則やPASONAの法則、QUESTフォーミュラは、お客様の状況に応じて使い分けます。AIDAの法則は、お客様が商品を全く知らない人に使います。PASONAの法則は、何か悩みを抱えていて解決する手段が分からない人に、そしてQUESTフォーミュラは、悩みの解決策を分かっている人に利用します。

いずれの型も、文章構成が具体的ではっきりしているので、すぐにプロ並みの訴求力を発揮できます。

しかし、PPCの法則はちょっと違います。他の型よりも抽象的な法則で、型というよりも考え方に近いです。Promise=約束→P:Proof=証拠・証明→C:Call To Action=行動と順番にそのままライティングしても、ちょっと物足りないものになります。

たとえば、白髪で悩んでいる女性がいたとしましょう。そんな人に、いきなり白髪を黒髪する約束をしても、女性の心に刺さりません。

悩みを明確にしてあげたり、いくつかの解決策を提示したりする必要があります。段階を踏まないといけません。

PPCの法則は、そのまま使うことが難しい型なのです。

セールスライティングのPPC法則の使い方は?

PPC法則の書き方

セールスライティングのPPCの法則を使うときは、AIDAの法則やPASONAの法則、QUESTフォーミュラと組み合わせると良いでしょう。

AIDAの法則の場合はInterest=関心またはDesire=欲求およびAction=行動で、PASONAの法則の場合はSolution=解決策およびAction=行動のタイミングで使います。
QUESTフォーミュラならば、Educate=教育およびTransition=変化で、使いやすいと思います。

PASONAの法則を例にすると、以下のようになります。

要素文章例
Problem=問題頭が薄くてバカにされていませんか。
Agitation=扇動放っておくと、ますますハゲが進行します。
Solution=解決策A商品を使うと、抜け毛が減ります(Promise=約束)。なぜならB成分とC成分が配合されており、D研究所でも効果が実証されているからです(Proof=証拠・証明)
Narrow down=絞り込み現在、キャンペーン中で今なら半額で購入できます。
Action=行動注文ボタンを押してください(Call To Action=行動)

こんな感じですね。
PPCの法則は、「他のセールスライティングの型をさらに抽象化したものだ」と考えてもらっても構いません。
それだけにいったんマスターすればいろいろなパターンに応用できます。

まとめ

PPCの法則について解説しました。

  • P:Promise=約束
  • P:Proof=証拠・証明
  • C:Call To Action=行動の呼びかけ

セールスライティングの根本的な考え方のような型なので、早い段階でマスターした方が他のセールスライティングの型も学びやすくなると思います。

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