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セールスライティングのフックで、精読率が激変!?読者を引き付ける方法を教えます

セールスライティングのフック SEOライティング

セールスライティングやコピーライティングのフックについて、Twitterで以下のようにツイートしました。

コピーライティングのフックについて、調べているけど、要するに小説や漫画の伏線と同じだね。

最初に、引っ掛かりを作って好奇心を刺激し、先を読んでもらう。
人間の脳って空白があると、埋めようとする。

Twitter

フックは、セールスライティングの三大要素の一つです。
三大要素はUSP・ベネフィット・フックの3つで、なかでもフックはもっともテクニカルで、上級者向きとなります。

USPは、Unique Selling Propositionの略で、商品独自の特長。ベネフィットは、商品から得られる効果や利益です。

本記事では、フックという読者を引き付ける仕掛けについて解説しています
セールライティングのフックを自由に使えるようになると、離脱率が下がって精読率が驚くほど上がるので、是非ともマスターしてください。

セールスライティングのフックとは?

フックとは

フックというセールスライティング用語は、コピーライターのジョン・カールトンが最初に定義したと言われていますが、実際にはもっと昔から使われていたようです。フックは、留め金や鉤爪(かぎづめ)の意味で、読者の心を引きつける仕掛けのことです。

記事のタイトルや見出しのすぐに下に、読者の心を引き付ける文章をセットします。たとえば、「本当なのか?」と読者が先を読みたくなるような仕掛けを作ります。引っ掛かったら、さらに文章を読ませます。

もしフックがないとどうなるでしょうか?
流し読みされるか、有益な情報なしと判断されて、離脱されてしまいます。

しっかり文章を読んでもらうためにも、ぎゅっと読者の心をつかんで離さないようにフックを使いましょう。

セールスライティングのフックを見つけるには?

フックの見つけ方

セールスライティングのフックは、どういったところで使われているでしょうか?

ずばり雑誌です。
ゴシップ誌なんて最高です。売れている雑誌は、フックの使い方がとても巧いので参考になります。

雑誌をぱらぱらと読んでみて、「うん?」と一瞬目線が止まったら、ほとんど場合はフックが使われています。

フックは、多くの場合は文章の前半部分に使われているため、特にタイトルや見出しのすぐ後は要チェックです。フックらしい文章や表現を見つけたら、どうして気になったのか? あなたの注意を引いたのかじっくり考えてみてください。

あなたを引き付けた理由が分からなくても構いません。取り敢えずストックしておいて、何度も眺めているうちに分かるようになってきます。

雑誌はネタの宝庫なので、大いに利用しましょう。

セールスライティングのフックの使い方は?

フックの作成方法

セールスライティングのフックの一般的な使い方を解説したいと思います。

フックは、すでに紹介したように雑誌などの生の情報で、いろいろなパターンを学んでいくのが一番ですが、実際には公式みたいなものも存在します。

  • USPとCuriosityを含んだ文章を書く
  • 読者に質問する
  • 読者に焦点を合わせる
  • 会話文やストーリーを使う
  • 読者に反論させる

USPとCuriosityを含んだ文章を書く

USPは商品の特長で、Curiosityは興味です。

読者の好奇心を掻き立ているような表現を使って、商品の特長や商品を使って得られる未来をイメージさせます。
この辺はキャッチコピーの作り方と似ていますね。フックの場合は、より具体的に書くだけです。

読者に質問する

多くの人間は質問されると、答える習慣があります。この強制力を利用します。

あなたは、ダイエットに成功したことがありますか? 」と質問されたら、心の中でYes/Noを答えているはずです。そして次の話の展開を期待して待ちの状態になります。

読者に焦点を合わせる

フックの中でも特に簡単なものです。
あなた」という言葉を多用して、読者に直接話しかけます。あなたと呼びかけることで、話題に読者も参加させるのです。

このテクニックは、ちょっと怪しい情報商材で良く見られますね。他人に興味が無くても、自分に興味が無い人はいないので有効な手段です。

会話文やストーリーを使う

会話文やストーリーを利用するのも、フックとして有効です。
会話文は、書いている内容がイメージしやすいため、地の文と比べると読まれやすいです。取り敢えず会話文だけでも読んでおくか、という感じで読んでもらえます。

ストーリーは元々、先を読ませる力があります。そのため、小説や漫画、映画を最後まで読んだり視聴したりする人が多いのです。
ストーリー形式で文章を書くと、それだけで読者に関心をもってもらえやすくなります。具体的にフックは、ストーリーの最初の部分です。最初にインパクトのある事件などが起きるため、最後まで読者や視聴者を引っ張ります。

会話文やストーリーを使って、フックを仕掛けましょう。

読者に反論させる

常識と違うことを主張したり、極端なことを書いたりすることで読者を引き付けます。

非常識なことが書いてあったら、反論したくなるからです。
たとえば、「勉強は不要!英語学習で努力するのはバカ」と書いてあったら、勉強している真面目な人ほど反発すると思います。

読者の反発を意図的に作り出して、次の文章に誘導します。よくYouTubeやSNSなどでインフルエンサーがワザと炎上させることがありますよね。本質的には、このテクニックと同じです。

まとめ

セールスライティングのフックについて解説しましたが、簡単だと思いましたか? それとも難しいと思いましたが?

フックは、読者の心を引っ掛けて、最後まで文章を読ませるテクニックです。結果的にフックになっていればOKなので、決まった書き方はなくパターンはかなり多くあります。

この辺りがマスターを難しくしている原因かもしれません。ですから、いろいろな文章を読んで巧いフックを見つけたら、ストックしておくのが大事です。

ストックが増えれば増えるほど、使える範囲も増えていきます。

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